ひとり天花のブログ

アラ還 気まま暮らし

現実を受け入れる

仕事柄

人より多くの看取りを

経験させて頂いた

 

元気だった親が 歳を重ね

弱っていく

病気になり 思うように

身体が動かなくなる

 

当たり前のことが

我が親に その現実がやってきた時  わかっていても すぐには 

受け入れられなかった

 

専門職ゆえ

誰よりも 現実を把握している

だけど

我が親の奇跡を願う 自分がいた

受け入れることが

怖くて 動けなかった

1週間後に覚悟が決まり

課題を一つ一つこなしていった

 

この受け入れと覚悟ができない

家族も少なからずいる

 

本人(親)の意志確認はできず

子の意志決定で 延命処置が施される

 

老人ホームへ入所している

高齢者の多くは

人の手を借りてまで生きたくないと

口にしている

認知症を患うお年寄りも

そう言っていた

(すでに 人の手を借りているのだが)

 

子は 親に一日でも 

長く生きてほしいと思うものでしょう

しかし

それは 元気で

が前提ではないでしょうか❓

 

自分で食べることもできず

トイレに行くことも 入浴することも

できなくなって

ベットで寝ているお年寄りを

見るたびに

本人は 今の状態を

望んでいるのだろうか?と

思ってしまう

     :;(∩´﹏`∩);:

 

現実を受け入れる期間が

短ければ 短いほど

両者にとって 負担が少なく

お互いのためになる

そんな気がしている