裁判傍聴その2

２年ほど前

息子に勉強になるからと

裁判傍聴をすすめられた

比較的女性の方が感情に左右され

話をするケースが多く

「それを言ったら　マイナス印象になるのに」

「どんなにそれが真実でも

本人が納得いく判決にはならない

それが法だから」

そんな事を言っていた

一度行ってみようとおもっていたが

コロナが蔓延し　機会を逃していた

だけど先週

タイミングが合い　

傍聴に行くことができた

一件目は外国人労働者の不法滞在の判決

10分ほどで終了

通訳が入り　判決内容が伝えられた

二件目は　無免許運転の刑事裁判の審理

20代前半の青年で　すでに二児の父

乳飲み子を抱えた奥さんが証人尋問にきてました

まだ若い奥さんは更生を

信じていましたが

長く生きてきたおばちゃん的には

この被告は　同じことを繰り返す

と感じました

先を見据えて行動することが苦手で

衝動性が強く　自己中心的な人

今は深く反省しているけど

喉元過ぎれば…

まだまだ若い奥さん　

子供さんもいるので　

自分と子供のために

貴重な人生を

生きていってほしい

自覚と自立に欠ける

成人した男のために　

大切な自分の人生を

費やして欲しくないと心より思った

三件目は　民事訴訟の損害賠償審理

どんな賠償を提訴したのか気になり

傍聴しました

何と何と　不倫の賠償請求でした

不倫した男の妻が　不倫相手を

訴えていました

既婚者と知らずに

交際し　妊娠して　その後別れた

尋問を聞いていると

明らかに不倫をした自分の旦那が

悪いのに　なぜ相手の方に

刃を向けるのか❓

原告は40代　被告は20代

原告（妻側）の証人尋問にあらわれた

その男　チャラいチャラい

その男曰く　自分が既婚者であると

承知で交際していた

同棲していたマンションに居座られた

とか　よくもまあぬけぬけと

聞いているこっちがムカついてきました

一時は幸せの絶頂にいて

世界で一番好きな男性が

数年後には　

世界で1番憎い相手になるなんて‼️

ちょっとした運命の巡り合わせが

思いもよらない　泥沼の人生に

繋がるなんて〜　😢

そんな事を思いながら

時間の都合で途中退席した

生きていると　ある日突然

トラブルに巻き込まれる

問題解決するため

法的手段をとらなければ　いけなくなる

人を疑うなといいだけど

泥沼劇をみていると

人を信じて疑わないことは

美徳ではなく

恐ろしいことだと感じた

盲目的な恋は危険をはらんでいる

人生経験の少ない若い女性は

もっと人を見る目を養って

自分の身は自分で守ってほしい

そんな事を感じた

トラブルに巻き込まれたら

どんな証拠が自分を守ってくれるのか

そして

どんな判決が下されるのかを

今後も　自分の知識として

学んでいきたいと思った

また機会があれば　傍聴に行こうと思う