女の敵は親しい女
以前 勤めていた所の看護主任は
自称
若くて かわいい 華奢でか弱い
を常々 口にしていた
自分の意見が通らなくなると
すぐに涙をみせる
そしてこの涙が自分の武器であると
自負していた
(40歳を過ぎれば武器ではなく
痛いだけなんだけどね)
結婚願望がなく 子供もほしくないと
独身を貫いていた
終業と同時に 近くの実家に帰り
親が作ってくれる 夕飯を食べ
自宅に戻り 21時に就寝するといった
生活スタイルだった
仕事面では 感性が鋭く 計算高く
自分が得する事には抜かりく
帳尻合わせも上手い
テキパキと業務をこなし
指示や判断力も長けている
頭の回転が早く 説明もうまい
隙がないといった感じだった
ところが
ある時を境に 生活スタイルや
仕事の仕方 何より会話の内容が
ガラリと変化した ⁉️
((((;゚Д゚)))))))
スポーツ観戦など無縁の彼女が
サッカー⚽️の話題を始める
早くに寝ていたいが 夜釣りにくりだす
外食の話題が増える
それまでは
1人の同性同業の友人しか
登場しなかったが
急に 毎日のように出かける友達(彼氏)が現れはじめた
5つ年下の男性介護員(サッカー好き)の名前を頻回に口にするようになる
これまで 主任の権限で
医療的負担度の高い 要介護者の
受け入れを 断っていたのだが
この男性介護員が窓口担当になってから
「幹部より売り上げを上げるように言われているから」を口実に
介護員対応が難しい利用者を
どんどん引き受けるようになった
友達といっているが この彼に
合鍵を渡している😵
私と 帰宅方向が 一緒で
途中まで同伴していたのだが
反対方向にある
近くの量販店で待ち合わせていると
出口での別行動が増えた
今までの彼女は
自分が少しでも楽をするため
友人や家族に職場の前に
迎えにきてもらっていたし
車通勤の帰宅方向が同じ職員に
「乗せて」「ついでやん」といい
すぐに同乗していた
この変貌は ❓ そうです🎯
同僚のおばさま方は ぴーんときました
あるおばちゃんは
主任の口から飛び出す 彼の名前を数え
あるおばちゃんは
勤務表をチェックして
月8から10日の休日が
5つ下の男性介護員と
すべて一致していることを確認し
あるおばちゃんは
主任が うれしそうに
休日に出かけた話をきいて
彼の自宅周辺であることを確認し
おばさまたちは
2人が付き合っている事を確証した
40歳手前の初恋愛は
隙のない彼女の言動 行動を一変させた
同僚ナースのおばちゃんたちは
本人がひた隠ししていることを
わざわざ聞くような下品な人は
1人もいない
彼女の変身に
同僚が知らないふりをしても
うわさが噂をよび 女性の多い職場で
あるあるの
全職員の間に広がっていった
人の口に戸は立てられない
それでも当人同士は否定していた
驚く事に
主任と1番親しくしていた
60代のおばちゃん介護員が
主任の休日に
ツカツカと医務室へやってきて
皆んながいる前で
「やっぱ あの2人 付き合ってるわー
主任のマンションの駐車場に
彼の車があったナンバーも一緒やった」といいにきた
!(◎_◎;)
このおばちゃん介護員の自宅と
主任の自宅は離れており
バスを利用する距離にある
ということは わざわざバスに乗って
自分が知りたい一心で
下見にいったのだ
:(;゙゚'ω゚'):
このおばちゃん介護員と主任は
お互いの家を行き来したり
一緒に食事をしたり
時に旅行へも行ったりもする間柄
親しき仲にも礼儀あり
このさもしい行動に
女の敵は女 しかも
極親しい友人であると思い知らされた
:(;゙゚'ω゚'):