ひとり天花のブログ

アラ還 気まま暮らし

優しさは自己実現から

人が優しくなるためにはどうしても

自己実現をして情緒的に

成熟する必要がある

by加藤諦三

 

奥が深い言葉だなあー 😌

 

私が小学生の頃の 道徳の授業は

自分のことよりも

他人につくすことが大事

困っている人がいるなら

手を差し伸べる

他人が嫌がることをしない

といった美辞麗句が連なり それが

道徳心だと一律に教えられた

 

純粋な子供は

その言葉を信じて 

困っていても 本人が自分で解決できる問題ですら 手を差し伸べる

これは言い方を変えれば 

利用されているともいえる

また 

相談もしていないし頼んでもいない

相手から

こうしたらいいよ 私が間に入るよ

と変な親切心をちらつかせ

遠回しに断ったら 立腹する人がいる

自分はいい人だ 優しい人だ

をアピールして

自己満足を得ようとしている

困っている当人は迷惑に感じ

余分な負担を強いていることに

気づかない(もはや老害

このタイプの人は

どこまでいっても 口だけの

アドバイスしかせず         半ば 命令している状態

真に優しい人は

ただ黙って話をきいてくれ すぐに 

行動として現わしてくれる

 

自己実現ができている人は

その時点で 

人から評価されることを求めない

いやその必要がない

だから

他人に自分をいい人アピールし

認めてもらう必要がない

自分が満足(知足)している事に対しては 事前に手を差し伸べることができる

 

しかし 

それ以上の欲求(困り事)に対しての

手助けは その瞬間から押し付けになる

そして指示に従わないと

私はここまでしてあげているのにという

感情が湧き出て怒り出す💢

 

自分の情緒が潤っていないと

優しくなれない

逆にいえば情緒が潤っていれば

自然に優しくなれる

下手な親切心を教育する前に

まずは自己実現を達成させる

そういう教育が必要なのでは❓

加藤先生の言葉から

そんな事を考えた

老害追放‼️

               (´-ω-`)