ひとり天花のブログ

アラ還 気まま暮らし

選択

15年ほど前

子供の校区内で 自宅から徒歩10分の

職場に転職した

離婚して 子育てを優先するため

パート勤務を選択した

表面上は 子供思いの良い(❓)母親に見えるが そうではない

 

戸籍上だけで 家族になっても

所詮は他人同士

一つ屋根の下で 一緒に暮らし

そして 子どもを育みながら

家族を作り上げる

そこには

お互いの尊重と協力が不可欠

さらに 

夫婦が同じ方向を向いていなければ

家族として機能する事は 難しい

母子家庭育ちの私は

誰よりも 父のいない子供の気持ちを

理解している

だから

私なりに離婚回避の努力をした

でも現実は そう簡単ではなかった

              (*´ω`*)

どん底にいる自分を奮い立たせ

目の前の課題を 一つ一つクリアした

 

この離婚で子供たちも傷ついたが

母親である私も 離婚からの

立て直しのストレスも大きかったが

離婚するまでの 長い期間に

受けたダメージも相当 大きく

疲れきっていた

それでも 

生活をしていかなければならない

そのためには 働かなければ〜 😢

 

今の状態で 常勤で働くと

イライラして 子どもに

八つ当たりをして 

怒鳴り散らすかもしれない

それを考えると

パートという選択しかなかった

 

もう一つ

私自身が母子家庭であり

家に母親がいない寂しさを

経験していたこと

 

私が子供の頃は

ほとんどの母親は 専業主婦で

「ただいまー」と帰宅して

「おかえりー」と迎えてくれる母が

いる それが当たり前だった

だけど

我が家は 自分で鍵を開け

置いてあるおやつを食べ

薄暗くなるまで

仕事帰りの母を待つ

帰宅が いつもより 遅くなると

このまま帰ってこないのではと

不安になった

日曜日も仕事で 月曜日が代休だった

小学生の私は

この月曜日が大好きで

学校が終わると 一目散に帰宅した

お母ちゃんが家にいるからだ

でも

唯一の休日のため 私が帰宅しても

母は昼寝をしている

母が疲れていることを知っている私は 絶対に起こさない

それでも 母がいることが

嬉しくて 嬉しくて 💕

 

思春期になれば そんな母への

感情は薄れ 徐々に自立していくのだが

 

だから 私は 

我が子が「お母さん お母さん」と

言ってくれる間(期間限定)は

できる限り 家にいようと決めた

経済的な不安はあったが 迷わず

パート勤務を選択した

 

下の娘が中学生になった時に

常勤になった

     (*☻-☻*)

娘が大学生の時に

大げんかをして

こんなに憎たらしくなるなら

あの時にパートではなく

常勤で働いて 老後資金を増やせば

良かったと思ったこともあった 😲

           (΄◉◞౪◟◉`)

でも

今となっては あの時の選択は

良かったと思っている