金八先生の金言
武田鉄矢さんが、フジテレビ系「ぽかぽか」に生出演された際の
子育てについてのアドバイスが話題になっている
「子育てはすべて失敗します」
「子育ては必ず失敗するためにやっていると思って下さい。失敗のために子を育てるということができることが親なんです」
「大谷翔平さんのお母さんだって、実はお腹の中で、本当はアメリカなんか行って欲しくなかったんじゃないかな。岩手のＪＡかなんかで働いて。地味な確かな仕事で」と米大リーグ・エンゼルスの大谷にも言及。
「親が子に願う成功っていうのは、ありえないんですよ。子は親を裏切るところで道を作っていく。親と思うことと違うことを子がやり始めたら、お母さん、あなたの子育てがうまくいってる証拠です」と言い切った。
1979年にスタートした学園ドラマ
中学生だった私も どストライクで
毎週の放送をみていた
ごく身近にこんな先生がいてくれたら
いいのにと常に思っていた
でもそこはドラマの世界
尊敬できる先生に会えないまま
学生生活を終えた （古〜い）
私も人の親となり 子育てについて
悩みながら 子供とともに成長してきた
すっかり成人した子供たちだけれど
今でも 自分の子育てがあれで良かったのだろうか？と考える時がある
シングルマザーとなり
思春期の男の子の気持ちがさっぱり掴めない
元々無口であまり話さない子だったし
根掘り葉掘りきいても 不機嫌になる
段々 距離ができ 会話も減った
思春期特有の自分の要望だけは伝えてくる
勉強に対しては貪欲で こちらの懐事情など お構いなし
そんな余裕はないけれど
学びたいと言われれば 諦めてとは言えず ボーナス全てが彼の中高の塾代で消えた
日々の生活費は切り詰められる所は
ギリギリまで節約した
それから どうしても東大に行くといい
言葉通り合格した
母としては 阪大にして 自宅通学してくれたら どれだけ経済的に楽になるか
と思いながら 送り出した
低所得者の優遇制度をフル活用したものの それだけで事足りず
仕送りを余儀なくされる
てっきり4年で卒業し就職するものと思っていた
実際に企業の内定をもらっていた
だが どうしても大学院へ行きたいと内定を断っていた
そのままストレートで大学院へ進むものと思っていたがまさかの不合格
翌年の秋入学で合格した
その間 留年という選択をしたため
学生寮も利用できず さらに仕送り額が増えた‼️
さてさて無事 大学院修士課程を卒業し
就職するはずたったが
体調を崩し断念する事になった
半年間 自宅に帰り 非常勤研究員として勤務しながら 博士課程へ進むべく
勉強した
そして秋入学で合格した
（この半年間は 息子と一人の大人として対等に会話ができ
彼の成長を肌で感じられた貴重な
時間となった）
だけど 休学して 海外で働き
移住も考えていると言い出した
大学院の外国人助教から紹介してもらい大手企業というバックアップもない中 単身で行くという
そして本当に出国していった
親として まさかまさか息子が単身で海外で働くとは思いもよらなかった
彼がやりたいこと 得意なことを
できる限り応援してきた
さすがにこのまま移住されてしまえば
安易に会えなくなる
私は彼を海外で生活させるために
頑張ったのではない
やはりどこかの段階で 反対し応援しなければ 良かったかも❓いや応援しないわけにはいかない でも 海外で暮らすことがわかっていたらこの選択はしなかったのにと自問自答した
とても救われた気持ちになった
それで良かったんだよと後押しをしてもらった
40年という時を経てもやっぱり
私の理想の先生はそのまま変わらず
尊敬できる先生のままだ
私の中では まさに金言となった
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
